「収入が増えなくても可処分所得を増やす方法」 

家計改善の「実践的」且つ「正攻法」の方法を紹介して行きます。

固定費削減具体編⑧ ラテマネー

■取り組む内容:無理ない範囲での「ラテ・マネー」の削減

■1年間の費用削減期待額:1人当たり20,000円~(1日100円削減出来た場合)

■取り組み優先度:★★☆☆☆(★5つが最高)

■ポイント:「ラテ・マネー」を無理に削減する必要なし、効果は大なので可能な限りで実施する意義あり

 

■ラテ・マネーって何?

「ラテ・マネー」は節約に関する記事で良く使われる単語ですが、アメリカの資産アドバイザーであるデヴィッド・バック氏が使い始めた用語で「普段から利用するコーヒーショップで使用しているお金」、が直接的な意味、「日常的に何気なく使ってしまうお金」が広義の意味となります。

 

■ラテ・マネーを削減すべき、と言うのは簡単

「ラテ・マネー」について、削減すべきだとのロジックを作るのは簡単です。スターバックス等のコーヒーで400円のコーヒーを毎営業日飲んでいることを辞めたら、月に8,000円、年間で96,000円、20年でなんと192,000円の節約になり、よって「ラテ・マネー」は削減すべきだと言った具合です。

 

■ラテ・マネーは人生の満足度に関わるお金

「ラテ・マネー」は人生の満足度そのものに関わるので、簡単に削減しましょう!という話ではないと考えます。仕事の途中の1杯のコーヒーやお菓子を減らして同時に楽しみが減っては意味がありません。生活水準や人生の満足感を下げない方法での固定費削減実施を推奨する当Blogの考え方とは反します。

 

■とはいえ、費用削減効果は大きい

一方、「ラテ・マネー」が仮に1日100円でも削減できればコスト削減インパクトが大きいのも紛れもない事実です。月2,000円~3,000円の削減が可能な固定費は多くはありません。

 

■ラテマネーとのお勧めの付き合い方

上記を踏まえて、「ラテ・マネー」とは以下のお付き合いをお勧めします。

 

  • 「ラテ・マネー」の削減を第一優先順位とせず、当サイトで紹介してる固定費の削減(携帯電話、公共料金、生命保険等の削減)を優先して実施する

 

  • 「ラテ・マネー」を削減する際は、100か0かではなく、100あるものをある程度減らすといったマイルドな「可能な限り」での削減を実施。

 

  • 飲料については、マイボトル持参は極めて有効な固定費削減方法です。耐熱ボトルで1人用のサイズ(500ml程度)のものであれば、2,000円程度で買えますのでトライしてみてください。

 

■管理人はどうしてるの?

費用削減ではなく、健康管理の観点から間食をする機会は最近は激減してます。飲料についても、家で美味しいお茶やコーヒーを作ってマイボトルで持参して飲んだ方が満足度が高いため、自販機やコンビニで飲料を買う機会は減っています。使用しているマイボトルはこちらです。